仕事の流れ
job flow
【1】施工図面の作成
時には電子化されていない古い紙図面などもありますが、新旧が点在する回路の全体的なシステム構成を考慮しながら、CADを使って図面作成を行います。
【2】手順書・試験項目表作成
作業の全体像を把握するために必要不可欠な工程です。現場経験を重ねながら徐々にスキルを身に付け、自分で作成した書類を基に現場を管理していくことを目指していきます。
【3】各種装置の受入試験
装置の搬入から始め、現地に装置が届いたときには、まずは破損が無いかしっかり確認を行います。装置の重量は100㎏以上あるので、取り付け箇所や搬入経路をの確認を徹底しています。動作の試験時は欠かさずダブルチェックを行い、作業一つひとつの精度にこだわっています。
【4】ケーブル布設状態の確認
装置間のケーブルを接続する前に、布設されているケーブルが正しいかどうかを確認します。接続間違いは、火災などの大きな事故に繋がる恐れもあるので、事故を未然に防ぐために、事前の状態確認や試験は重要です。
【5】総合試験・対向試験
施工した設備が正しく動作するかの試験を行います。総合試験では、システム全体としての健全性確認も
必要であるため、複数のチェック項目を総合的に確認し、電力安定供給の土台を築きます。